ストレージクラフトテクノロジー(岡出明紀ジェネラルマネージャー)は、同社のバックアップ/リカバリソリューション「StorageCraft ShadowProtect」に対応した遠隔監視ツールの最新版を発表した。監視ツールは同社製品ユーザー向けに無償提供する。

岡出明紀
ジェネラル
マネージャー
 従来、バックアップソリューションは障害対応やシステム移行といった用途が中心だったが、ランサムウェア(データを暗号化し、解除キー提供の見返りとして金銭を要求するマルウェア)の登場により、セキュリティ目的でも需要が高まっている。同社の国内事業を統括する岡出ジェネラルマネージャーによると、同社製品は処理速度や信頼性が評価されているが、バックアップイメージの暗号化、盗聴の難しい独自通信プロトコルでのイメージの転送など、セキュリティ機能も充実を図っているという。

 今回発表した監視ツールの最新版「StorageCraft ShadowControl v.3.5」では、組織内の監視対象で正しくバックアップが行われているかチェックする機能を拡張し、エージェントソフトが未インストールの場合、遠隔からのプッシュインストールが可能になった。また、バックアップを運用サービスとして提供するSIerなどのサービス事業者向けに、ShadowProtectのライセンスをプール化して管理する集中管理機能を追加した。

 岡出ジェネラルマネージャーは「グローバルでは、サービス事業者に向けた『MSPライセンス』の販売がとくに伸びている。最近では事業者の需要に対応するために、管理機能の強化に力を入れている」と話す。また、今後の展開として、バックアップサービスを提供するパートナーを求めていく方針も示している。(日高彰)