グレープシティ(馬場直行社長)は、Salesforce上のデータをバーコードに変換するコンポーネント「GrapeCity Barcode for Salesforce」の提供を開始した。同社がSalesforce向けのコンポーネントやアプリケーションを提供するのは、今回が初めてとなる。

 「クラウドという流れがあるなかで、セールスフォース・ドットコムのサービスは、あらゆる業務のプラットフォームとなり得ると考えている」と、明石直樹・第3ツール開発事業部プロダクトマネージャはSalesforce向けにコンポーネントの提供を開始した理由を語る。

 GrapeCity Barcode for Salesforceは、セールスフォース・ドットコムの「Visualforce」と「Lightning」という二つのフレームワークに対応していて、取引先や商品、リードといったデータを用い、高さや横幅、値などの要素を指定すればバーコードを生成できる。また、マルチデバイスプラットフォーム「Salesforce1」のアプリケーションにバーコードの読み取り機能を実装することも可能だ。

鎌田 明・第3ツール開発事業部事業部長(写真右)、明石直樹・第3ツール開発事業部プロダクトマネージャ(写真中)、菅原由美子・第3ツール開発事業部マーケティングプランナー(写真左)

 バーコードは、世界的に使用されている「GS1データバー」の3タイプ7シンバルすべてをサポートし、QRコードやDataMatrixなどの2次元バーコード、さらにはJANや郵便バーコードといった国内の主要企画にも対応していて、画面上で選択するだけでよい。選択可能なバーコードシンボルは、20種類を超える。

 「バーコードの生成エンジンは、当社で独自開発したもので、すでに多くの実績がある」と、鎌田明・第3ツール開発事業部事業部長は語る。まずは国内向けに提供を開始するが、グローバル展開も考えているという。

 グレープシティは今回、Salesforce向けのコンポーネントを提供するにあたって、セールスフォース・ドットコムとパートナー契約を締結。Salesforceの各種サービスで利用できるソフトウェアを「GrapeCity for Salesforce」ブランドで順次提供していくことを予定している。第一弾が今回のバーコード生成コンポーネントで、年内にはExcelライクな機能を実現するコンポーネントの提供を予定している。

 「当社は、コンポーネントを20年以上も提供していて、採用実績は数万社になる。Salesforceプラットフォームを利用する開発者やユーザーにも、当社のノウハウがつまったコンポーネントの利便性を知ってほしい」と、菅原由美子・第3ツール開発事業部マーケティングプランナーはアピールする。なお、GrapeCity Barcode for Salesforceは、セールスフォース・ドットコムのマーケットプレイス「AppExchange」またはグレープシティのウェブ上で提供される。(畔上文昭)