ニュース

ソリマチ、金融機関の取引明細を「会計王」に自動仕訳するサービスを強化

2016/04/22 19:11

 ソリマチ(反町秀樹社長)は4月18日、会計ソフト「会計王」などのユーザーに対して、預金・クレジット・電子マネーの取引データの自動取込・自動仕訳を図るサービスを強化したサービスパックを無償提供すると発表した。

 ソリマチでは、これまでにも「会計王」と「みんなの青色申告」を対象に、同梱プログラム「IB連携オプション」を通じて、ジャパンネット銀行、JCB カードや全国の信用金庫などの取引明細を専用の仕訳データとして取り込むことができる連携サービスをユーザーに提供してきた。

 今回の機能強化では、今まで対応していなかった金融機関969件、クレジット・電子マネーなど54件などを追加し、1269件に一気に拡大した。これにより、全国の金融機関などの法人口座1172、個人口座1269に対応し、全口座の99%をカバーした。対象製品は、会計王、会計王PRO、会計王介護事業所スタイル、会計王NPO法人スタイル、みんなの青色申告となる。

 ソリマチは、口座情報を登録後、取引データを簡単に照会・取得することが可能となるアカウントアグリゲーションサービス(複数の金融機関情報を集約して表示するサービス)を強化することで、インターネットバンキングの利用拡大・普及にともないニーズが強くなっている伝票入力の削減と入力ミスの防止を具現化していく。また、このアカウントアグリゲーションサービスを皮切りに、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせたFintechに今後積極的に取り組んでいく考え。
  • 1

外部リンク

ソリマチ=http://www.sorimachi.co.jp/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>

連載第5回:先進製品の取り扱いやソフトのクラウド販売を支援

× こちらから>>