DTS(西田公一社長)は、ハウスメーカーの営業担当者が活用する建築用3Dプレゼンテーションソフトの新バージョン「Walk in home 16」を5月20日に発売した。

 新バージョンでは、地域や季節の風の流れを簡単にシミュレーションできる「通風シミュレーション」をはじめ、「天空図」、「VーRay画像出力」、「日影図」、「外壁の透過」の五つの新機能を搭載した。また、住宅の部位のグラフィック機能を強化するとともに、OSはWindows 10に対応している。

 「通風シミュレーション」(オプション)は、施主への住宅提案のプランニング段階では確認が難しかった風の流れを動画で表示することにより、開口部(ドア、窓など)や空調の配置など省エネを意識した快適な室内環境を具体的にイメージできる機能。シミュレーションには気象庁のアメダスデータを利用し、対象地域や対象月・風向きの設定条件を簡単に変更できる。また、隣家などの影響を確認するシミュレーション条件の追加も容易に行うことができる。

 「天空図」(オプション)では、建物を見上げたときの空と建物の見える割合を算出し、図面化した天空図を作成できる。都市部の狭小住宅設計には欠かせない天空図の表示により、施主の土地空間を最大限活用したプランを提案できる。「VーRay画像出力」(オプション)では、超高画質の3Dグラフィックの表示を可能とするレンダリングのソフトウェアエンジン「VーRay」に対応した。これにより、従来以上のリアリスティックな住宅立体図で、訴求力の高い提案を実現する。

 「日影図」(プロフェッショナル版のみ)では、住宅地の日照を確保するため、建築基準法で定められている「日影規制」の判定に必要な「時刻日影図・等時間日影図」を出力できる。さらに、「外壁の透過」表示機能により、屋内の立体構造をわかりやすくプランニングすることが可能。階段下収納、ロフト、屋根裏、スキップフロアなど、平面図ではイメージしにくい空間をわかりやすく表示することができる。

 価格はオープン。同社では、年間で1500本、累計で約2万本の販売を目標にしている。