日本IBM(ポール与那嶺社長)は5月26日、九州を地盤とする企業、大学、地方自治体の協力を得て、九州でのオープン・イノベーションの創出を推進するプログラム「イノベート・ハブ 九州」を6月に開始すると発表した。

 日本IBMでは、過去30年以上、地域の顧客や各界の有識者と定期的な議論の場を提供するなど、将来の九州をはじめ各地域の活性化を見据え、支援を継続している。また、開発者、スタートアップ企業、学生向けに、クラウドやアナリティクスなどの最新技術を習得するための支援に取り組んでいる。イノベート・ハブ 九州では、こうした経験を応用し、さらなる地域イノベーションの創出を支援していく。

 具体的には、ワークショップやハッカソンを通じて、九州ならではのコンテンツ、地域の暮らしに関するオープン・データ、参画企業から提供される固有のデータやAPIを最新のITと組み合わせて新サービスを発掘する。また、事業化サポート、ビジネスマッチング、業界や国を超えて九州とアジア各国の企業や人材が交流できるエコシステムの醸成、さらに海外展開を支援する。

 同プログラムのなかで日本IBMは、主に、IBM Bluemix、SoftLayer、IBM Connectなどのクラウド・サービスやIBM Watson APIなどのコグニティブ技術の提供と技術支援に加えて、IBM Global Entrepreneur ProgramやIBM BlueHubと連携して、スタートアップ企業と地場企業のビジネスマッチング、IBMの独自プログラムを通じた海外進出のサポートを行う。

 なお現在、イノベート・ハブ 九州には、協賛パートナーとしてゼンリン、ソフトバンク、西日本新聞社、ふくおかフィナンシャルグループ、安川電機、協力パートナーとしてF Ventures LLP有限責任事業組合、QBキャピタル、福岡地域戦略推進協議会、学術パートナーとして九州大学 大学院システム情報科学府・研究院が参画することが決まっている