インフォテリア(平野洋一郎社長)とテックビューロ(朝山貴生社長)は6月16日、ミャンマー最大のマイクロファイナンス機関「BC Finance」で同社の融資・貯金の基幹システムの勘定データを「ASTERIA WARP」と「mijin アダプタ」を使って「Microsoft Azure」上に配置したプライベート・ブロックチェーン「mijin」に移行することに成功したと発表した。

 これにより、ASTERIA WARPとmijinがマイクロファイナンスの業務プロセスに適用可能なことを確認し、勘定データ記録にプライベート・ブロックチェーン技術が適用できることを実証した。マイクロファイナンスでプライベート・ブロックチェーン技術を使った実証実験は世界初の試みとなる。

 実証実験では、BC Finance(全19支店をミャンマー8州に設置)の1支店のアクティブな口座でのすべての取引履歴(勘定データ)を、ASTERIA WARP、mijinアダプタを利用し、mijinに記入した。なお、BC Financeでは、1アカウント(1顧客)に対してLoan(融資)用1口座、Saving(貯蓄)用2口座の合計3口座が割り当てられる運用であった。

 今後は、一定期間連続で並行運用実験を行う予定で、7月前半に開始し約6週間実施する計画。また、クライアント(各支店の端末)から、mijinへの書き込み、データ参照などを担うアプリケーション開発についての検討を行う。

 インフォテリアとテックビューロでは、日本国内に加えて、海外でのブロックチェーン技術の普及・浸透にも注力している。今回の実証実験で得た成果を、他国に向けた展開にも生かしていくことで、両社の提携を世界規模なものに発展していく方針。