ニュース

Nimble Storage、アプリケーションセントリックのアプローチを発表

2016/10/04 22:02

 Nimble Storage Japan(西岡正マネージングディレクター)は10月4日、クラウドサービスプロバイダ(CSP)がアプリケーションセントリックのサービスを可能にする新機能を発表した。

 Nimble Storageのプレディクティブ(予測分析)フラッシュプラットフォームは、SaaSやIaaSを含む世界500以上のCSP環境で採用され、ストレージのデファクトスタンダードとなっている。今回発表した新しいアプリケーションセントリックのアプローチにより、CSP各社はストレージリソースのQoS(Quality of Service)とセキュアなマルチテナンシー機能の利用が可能となり、効率的な運用で競争力を高めることができる、としている。

 具体的には、セキュアなマルチテナンシー機能とQoSにより、インフラストラクチャの集約と予測可能な性能で容易なアプリケーション管理を実現。マルチテナント対応のストレージは、セキュアなアプリケーション管理とテナントごとの隔離が可能となり、自動QoSによって、不正なワークロードがクリティカルアプリケーションに影響を与えないようにするという。

 効率的な運用とインフラコストの抑制で、CSP各社はユーザーに高いレベルのサービスの提供が可能となる。また、プロアクティブに問題を予測・予防する「InfoSight」が、従来のサポートモデルと管理モデルを自動化。最高のサービスを自動化するために予測分析と機械学習を活用することで、CSP各社は、運用労力をかけずに、プレミアムサービスを提供できる。さらに、CSP各社は、顧客にアプリケーションごとのパフォーマンスや容量要求に最適な様々なサービスレベルの提供が可能となる。これにより、パフォーマンスのSLAに合ったサービス価格を設定することができる、としている。
  • 1

外部リンク

Nimble Storage Japan=https://www.nimblestorage.com/location/japan/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>