コンカー(三村真宗社長)は、同社が手がける出張・経費精算サービス基盤を外部のアプリケーションやサービスとAPIで接続・連携する「オープンプラットフォーム戦略」を推進している。昨年9月に日本での展開を開始した「Concur App Center(App Center)」では、さまざまな外部サービスと連携することで、あらゆる経費精算業務を自動化することを目指している。

ジョン・ギボンVP(右)と塚本洋輔氏

 App Centerは、出張・経費精算業務の自動化を目指す一般従業員向けの「Apps for Me」と、コスト削減やガバナンス強化、ERPとの連携などを目的とするバックオフィス向けの「Apps for my Business」の2種類で構成される。すでにタクシー配車サービスのJapan Taxiや、データ連携のセゾン情報システムズなどと提携。最近では、交通費自動精算でヴァル研究所、Sansanなどとの協業を発表している。

 コンカーはパートナー企業獲得に力を入れている。米コンカーでプラットフォーム事業の責任者を務めるジョン・ギボンVPは、「日本市場でも価値を提供できる米国のパートナー、もしくは日本市場特有のパートナーと連携していくことになるだろう」と説明。とはいえ、単純にパートナーの数を増やすということではなく、「質の高いサービス、ユーザーにとって重要度の高いサービスを見極めていく」との考えを示す。コンカージャパン 事業開発部シニアパートナーディベロップメントの塚本洋輔氏は、「日本では、年内に20社のパートナー獲得を目指す」と目標を語った。(前田幸慧)