TISとシンガポールテレコミュニケーションズ(Singtel)は、情報セキュリティ事業で業務提携した。Singtelのセキュリティ子会社の米Trustwave(トラストウェーブ)のセキュリティサービスをTISが国内販売する。これによって、TISは最新のセキュリティ脅威への対応力を大幅に高める。

 具体的には、世界各地に展開したSingtelグループのSOC(セキュリティ運用センター)を通じて、「セキュリティ脅威にリアルタイムで対応するサービスをクラウド方式で提供する」と、TISの稲葉誠之副社長は話す。また、来日したSingtelのビル・チャンCEOは、「東京五輪の開催に向けて、これまで以上にグローバルかつリアルタイムの対応が求められている」と、日本企業が攻撃の対象になるケースが増える懸念があると指摘した。

TIS 稲葉誠之副社長(左)
Singtel ビル・チャンCEO

 TISでは今回の提携によるビジネスを2020年までに売上高100億円規模に拡大させる方針だ。(安藤章司)