東京エレクトロンデバイス(TED、徳重敦之社長)は、高耐光版3D TOFカメラ開発キットを2月22日に発売した。

 TOFカメラは、パルス発光した近赤外光を測定対象物に照射し、その反射時間を測定することで距離測定を行うが、太陽光の影響がある環境では外乱光もセンサに取り込まれ、環境条件によっては対象物の正確な測定ができない場合があった。今回の高耐光版3D TOFカメラ開発キットでは、近赤外レーザーダイオードによる光源と反射光対応のセンサ、制御モジュールによるTOFセンサモジュールを採用することで、屋外や車室内、窓のある倉庫や工場など、さまざまな環境での利用が可能となった。

 また、TOF方式を採用し、画素ごとに時間を計測するためCPUへの負荷が小さく、ひとつのカメラで計測対応できることから装置の小型化を可能とする。TOFセンサモジュールにはARM内蔵FPGAを実装しており、ユーザーによるカスタマイズも行うことができる。

 付属のサンプルアプリケーションとSDKを活用し、PCベースによる評価環境やホスト処理システムの構築も容易に行うことができ、計測環境を選ぶことなく、より高精細・高精度な3次元システム開発を短期間で実現できる。