日立システムズ(北野昌宏社長)は、従来のITインフラよりも大幅に省スペース化と低コスト化が見込めるIT基盤を提供する「ハイパーコンバージド・ソリューション」のラインアップに小規模モデルを2種類追加し、3月29日に発売した。

 日立システムズでは、ヴイエムウェア(ジョン ロバートソン社長)の仮想化ソフトウェアと米スーパーマイクロ(Charles LiangCEO)のハードウェアを利用したハイパーコンバージド・ソリューションを2016年から拡販している。今回、追加したのは30人分程度の仮想デスクトップ環境を提供できる「VDIエントリーモデル」と、仮想サーバーを20台程度利用可能な「仮想サーバーエントリーモデル」。これらを活用することで、在宅勤務の試行や中堅・中小規模の基幹システム、部門単位で導入するシステム、テスト環境など、さまざまな用途に適したITインフラを低コスト・短期間で導入することが可能となる。

 製品の販売・導入は、日立システムズとソフトバンクコマース&サービス(溝口泰雄社長兼CEO)をはじめとするビジネスパートナーが対応する。また、運用・保守面については、ヴイエムウェア認定プレミアパートナーで、国内で唯一のスーパーマイクロ保守パートナーでもある日立システムズが総合受付窓口を設け、仮想化ソフトとハードに関する問い合わせの双方に対応する。万一トラブルが発生した際には、全国約300か所のサービス拠点網を生かし、オンサイト対応(訪問での修理・交換)などの迅速な保守サービスを提供する。

 税別価格はVDIエントリーモデルが498万円から、仮想サーバーエントリーモデルが698万円から。今後、日立システムズではハイパーコンバージド・ソリューションをITインフラだけでなく、ITインフラとアプリケーションを組み合わせて提供するソリューションへと拡充していく考え。これにより、システム全体の低コスト化と短期間での導入、効率的な運用を実現し、幅広い企業の課題解決を支援していく。