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ラック セキュリティ対策の防御機能は攻撃の早期発見に有効 攻撃発見後は24時間以内に対応すべき

2017/04/12 09:00

週刊BCN 2017年04月03日vol.1672掲載

 ラック(高梨輝彦社長)の西本逸郎・専務執行役員CTO技術戦略担当兼CISO情報セキュリティ担当は、3月14日に開催されたエムオーテックス(河之口達也社長)との新サービスに関する共同記者説明会のなかで、経営責任としてのセキュリティ対策をテーマに講演した。西本専務執行役員は、2015年に発生した日本年金機構での情報漏えい事件などを引き合いに、「やるべき対策をやったうえで、早期発見、早期対応を行うことが肝だ」と強調した。

西本逸郎
専務執行役員

 また、通常のウイルス対策、プラスアルファの対策、24時間以内の対応、CISOの設置などが求められていると説明した。セキュリティ対策における、実際の攻撃を防ぐ防御機能は、ヒヤリハットを教えてくれるため、早期発見に有効だと指摘。しかし、自前で運用するためには、それなりの規模が必要だという。そこで、「サプライチェーンのトップやグループ企業などで共助体制を構築したり、(ラックのような)専門業者を利用したりすることが重要だ」と語った。(前田幸慧)
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ラック=http://www.lac.co.jp/

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