アズジェント(杉本隆洋社長)は、イスラエルのセキュリティベンダーFireglassのウェブセキュリティ製品「Fireglass Threat Isolation Platform」の提供を6月に開始すると発表した。金融業界を中心とした大企業、ISP、官公庁、地方自治体などを主な販売ターゲットとして、初年度3億円の販売を目標としている。

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Fireglass
Uriel Maimon
VP Product Manegement

 Fireglass Threat Isolation Platformでは、ユーザーがウェブサイトを閲覧する際、仮想コンテナ上にコンテンツをダウンロードして実行し、レンダリングを行う。これにより、画面イメージをユーザーに提供することで、ユーザーとウェブアプリケーション双方をマルウェア感染やスクリプト攻撃などのセキュリティ被害から保護する。FireglassのUriel Maimon・VP Product Manegementは、「HTMLベースではなく、完全にイメージ化したものを届ける。レンダリングによってオリジナルのコンテンツに直接アクセスしないため、セキュリティを確保できる」と安全性を強調する。
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アズジェント
杉本隆洋
社長

 Fireglass Threat Isolation Platformでは、クライアント向けの「Fireglass Total Web Isolation」と、ウェブサービス事業者向けの「Fireglass Web Firewall」の2製品を用意。アズジェントの杉本社長は、「これまでもイメージ型の製品として市場に知られているものがあったが、ウェブ閲覧側、つまり企業側が導入するものがほとんど。Fireglassの商品は、ウェブアプリケーションの提供側が使うことによって、何の対策もしていない閲覧者に対しても安全にコンテンツを届けることができる」と語り、ウェブセキュリティ製品として、「デファクトを狙える」と力説した。(前田幸慧)