中国のAIテクノロジー企業である商湯科技(センスタイム、徐立CEO)は、アリババグループから15億元(約255億円)の資金を調達した。現地メディアの報道によれば、これは中国のAI企業に対する単独投資で過去最大の金額となる。

 商湯科技は、ディープラーニングによる画像認識を得意領域としており、約400社の顧客を抱える。同社は今年7月にも4億1000万元の資金調達を行っており、11月には米クアルコムからも投資を受けた。

 中国では、AI企業に対する投資が過熱。顔認証技術の曠視科技(Face++)は10月に4億6000万米ドル、AIプロセッサを手がける寒武紀科技(Cambricon)は8月に1億米ドルを調達した。ベンチャーキャピタルはもちろんだが、IT関連ではインターネット大手のBAT(百度、アリババ、テンセント)がAI企業への投資に積極的で、自社のエコシステムに取り込もうと躍起になっている。(真鍋 武)