ファイル無害化機能などを追加

 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS、神森晶久社長)は、メールセキュリティ製品「SPAMSNIPER AG」の新バージョン「SPAMSNIPER AG Ver4.2」の提供を始めた。

 「Ver4.2」では、新たにメールの添付ファイルに含まれるマクロを除去する「ファイル無害化機能」などを搭載した。

 SPAMSNIPER AGは、アンチウイルス・スパムメール対策、誤送信防止やメール無害化機能を搭載するメールセキュリティ製品。キヤノンITSが、セキュリティベンダーのジランソフトジャパン(呉治泳社長)と日本国内向けの製品として共同で企画し、独占販売契約を結ぶかたちで17年2月から販売を行っている。

 最新版では、ファイル無害化機能を新たに搭載した。受信メール
のWordやExcelといったMicrosoft Office製品に含まれるマクロ、PDFに含まれるJavaScriptを除去し、ファイルを安全に受信することが可能になる。

 また、受信メールの本文中に原本メールへのリンクを付与する機能を追加。リンクをクリックするだけで、無害化を行う前の原本メールを閲覧できるようになった。そのほか、テキストメールのURLリンク除去、G Suite環境での分割メールを1通にまとめる機能などを搭載し、利便性向上を図っている。

 キヤノンITSによると、SPAMSNIPER AGにおいて「ファイル無害化機能の搭載を待っていた」という顧客からの声が寄せられているといい、「統合メールセキュリティ製品」として、拡販を推し進めていく考えを示している。(前田幸慧)