中国業務ソフト大手の用友網絡科技(用友、王文京董事長)は、100%出資の子会社「用友(上海)工業互聯網科技発展」を新設する。資本金は5000万元。製造業を中心にITサービスを提供していく。

 用友は、会計・ERPなど業務ソフトの中国最大手。グループ傘下に約1万5000人の従業員を抱え、企業ユーザー数は200万社を超える。近年は、従来のパッケージ型ビジネスからサービス型ビジネスへのモデル転換に注力。2017年通期業績は、クラウド「用友雲」などのサービス事業が貢献し、純利益は前年比70~100%増を見込む。

 新会社では、製造業を中心とした各種SaaS、PaaSを展開していく予定。中国では、政府主導で工業のインターネット化が推進されており、大きな需要が期待できる。昨年12月には、国務院が「『インターネット+先進製造業』の深化と工業インターネットの発展に関する指導意見」を発表。35年までに世界をリードする工業インターネットのインフラとプラットフォームを構築することを目標の一つに掲げている。(真鍋 武)