マカフィー(山野修社長)は5月、「McAfee Cloud Workload Security(CWS)」の新バージョンと「McAfee CASB Connect Program」を発表した。クラウドセキュリティソリューションの本格展開を開始した。

 McAfee CWSは、同社のクラウドセキュリティソリューション製品群のなかでも中核に位置づけられるソリューションで、ワークロードのセキュリティとネットワーク通信を可視化し、オンプレミスとクラウドの環境の一元管理とセキュリティ機能を提供する。最新版では、コンテナ管理ツール「Kubernetes」を利用したDockerコンテナの可視化や、ワンクリックで不審なワークロードやコンテナを隔離する機能などを追加した。

 また、McAfee CASB Connect Programの提供を6月初旬に開始する。同プログラムでは、クラウドサービスプロバイダやユーザー企業が、APIコネクタをノンコーディングで「McAfee Skyhigh Security Cloud」上に構築できるようになる。これにより、APIを介して、McAfee Skyhigh Security Cloudと同一のポリシー制御をクラウドアプリケーションに対して行うことが可能になる。なお、マカフィーは、今年1月に買収が完了した米スカイハイネットワークスの「CASB(Cloud Access Security Broker)」ソリューションを、McAfee Skyhigh Security Cloudとして提供している。

 マカフィーは、2018年の事業戦略として、クラウドセキュリティ事業に注力する方針を掲げる。今年1月にスカイハイネットワークスを買収し、2月には、日本法人内で「クラウドセキュリティ営業本部」を新設した。「クラウドセキュリティ市場での売上シェア50%以上」を目標として掲げており、今回の発表を機に、クラウドビジネスの展開を本格化させていく考えだ。(前田幸慧)