インターコム(松原由高社長)は6月28日、12月に本稼働が予定されている銀行振込(総合振込)の新しい決済プラットフォーム「全銀EDIシステム(愛称:ZEDI/ゼディ)」に、同社が提供するトータルEDIソリューション「Biwareシリーズ」が対応すると発表した。

 ZEDI対応の第一弾として、JX手順通信ソフトウェア「Biware JXクライアント Ver.1.7」と電文作成/変換ソフトウェア「Biware EasyExchange Ver.2.1」を10月に発売する。両ソフトウェアを導入することで、ZEDIで規定されたXML電文の作成やJX手順による送受信などのEDI環境を構築できる。

 ZEDIでの送受信を行う際には、支払企業側では総合振込電文の作成/送信機能、受取企業側では振込入金通知と入出金取引明細通知電文の受信機能と社内システムへデータを受けわたす機能が必要となる。今回、Biwareシリーズでは、ZEDIの規定に沿った3つの機能を提供することで、支払/受取企業の双方で利用できる金融EDI環境を提供する。

 具体的には、(1)ISO 20022(金融通信メッセージの国際規格)に準拠したXML電文の作成に対応し、固定長、CSVなど、さまざまな形式のデータと相互変換を行う機能、(2)ZEDIで規定された通信制御情報などを生成/付加し、JX手順で送受信を行う機能、(3)ZEDIに接続する際に必要となるクライアント証明書(企業認証ファイル)の取得や更新を行う機能――を実装する。

 税別価格は、Biware JXクライアント(ZEDIオプション付)が14万3500円から、Biware EasyExchangeが17万2500円から。同社では今後、Biwareシリーズの最上位商品である「Biware EDI Station 2」についても、早期のZEDI対応を図っていく予定。