アイティフォー(東川清社長)は10月24日、福井銀行(林正博頭取)が導入した個人ローン申込受付のタブレット化に、「SCOPE 個人ローン業務支援システム(SCOPE)」が採用されたと発表した。

 福井銀行では、個人ローンの取り扱い増による顧客の増加や手作業・手入力による業務の効率化、さらにはペーパーレスの推進といったBPRの一環として既存システムを刷新し、SCOPEの導入と申込受付のタブレット化を決定した。

 同行は、まず今年1月にSCOPEを導入。個人ローン申し込みを受付後、個人信用情報機関への照会、照会結果の名寄せや集計、融資条件への適合性や過去の取引状況のチェックなどを自動化した。また、インターネットやコールセンターでの受付システムとSCOPEとを連携させることで、受付内容をSCOPEに手入力することなく、自動で連携することが可能となった。

 続いて8月末に、SCOPEの一機能である個人ローン申込受付のタブレット化を本格稼働した。これにより、店頭と渉外担当者が受け付ける個人ローンの申し込みは基本的には紙からタブレット端末での受付へと移行する。顧客から聞いた情報を行員がタブレットに入力することで、顧客の入力負担を軽減することができる。タブレット端末のカメラで撮影した本人確認資料などの徴求書類の画像データや入力データはSCOPEへ連携されるため、速やかに本部での審査開始が可能となる。

 今回のシステム化により、同行は行員による手入力による作業負担が軽減し、人為ミスも回避することができる。書類のデータ化によりペーパーレス化が実現できるほか、書類の紛失リスクも解消。紙によるやり取りがなくなりワークフロー化されたことで業務効率化が期待できる。さらに、申込受付のタブレット化により、従来顧客が申込書を記入するのに要した時間を、ローンを検討する顧客の相談に費やすことが可能になり、サービス向上を図ることができる。