勤怠管理、就業管理、経費精算、工数管理、電子稟議、カレンダー、SNSの機能をまとめたクラウドサービス「TeamSpirit」を主力製品とするチームスピリット(荻島浩司社長)は10月16日、2019年度(19年8月期)の事業戦略と来春発売予定の新製品「TeamSpirit WSP」に関する説明会を開いた。

荻島浩司
社長

 顧客の働き方改革を支援するコンサルティング体制の強化と、新製品の提供の二つを戦略の柱に位置付ける。コンサルティングの強化に関して、荻島社長は「従来はどちらかというと、製品の導入を中心とした技術寄りの支援が多かった」といい、「単なる労務管理だけでなく、生産性向上につながるようなコンサルティングの強化」を通じて顧客の働き方改革を支援し、収益増につなげていく考えを示した。
 
倉谷彰
開発チーム
アーキテクト

 新製品のTeamSpirit WSPは、TeamSpiritの新シリーズ製品に当たり、新たに開発した「プランナー」機能を搭載した。カレンダーに似た機能で、これを中核に勤怠管理や工数管理、経費精算などの機能と連携することにより、「タイムマネジメントの実現と入力負荷の軽減を図ることができる」(開発チームの倉谷彰アーキテクト)。また、入力されたデータは業務効率向上のためのデータ分析に活用したり、勤怠・工数・経費の相互関係を確認して内部統制を図ったりすることが可 能。これらの施策により、荻島社長は「働き方改革ソリューションでナンバーワンになる」と意気込んだ。

 チームスピリットは今年8月22日に東証マザーズ市場に新規上場した。10月15日に発表した18年度(18年8月期)業績は、売上高が前期比59.4%増の12億3200万円で、営業利益は6900万円で黒字転換した。特に大企業からの導入増が売り上げの伸びに貢献したという。19年度は、売上高18億6900万円、営業利益は2億5000万円を計画する。(前田幸慧)