富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP、米倉誠人社長)は11月20日、SaaS事業者のLGWAN上へのサービス展開を可能にする中継サービス「FUJITSU マネージド・インフラ・サービス LGWAN-ASP/アプリケーションゲートウェイサービス」の提供を2019年1月に開始すると発表した。サービス開始にあたり、日本マイクロソフトと連携し、 Microsoft Azureの利用者であるSaaS事業者に展開する。

「LGWAN-ASP/アプリケーションゲートウェイサービス」のサービスイメージ

 新サービスは、富士通FIPが運用するデータセンターサービス基盤上で、SaaS事業者のサービスをLGWANに中継し接続するもの。本来、LGWAN上でサービスを提供するためには、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)のLGWAN-ASPに関する規定に準拠したIaaS環境上でアプリケーションを構築する必要がある。しかし、サービスの中継機能で既存のSaaS環境を活用できるため、二重投資の必要はなく自治体へのサービス展開が可能となる。

 また、LGWAN-ASP関連規定に準拠したアプリケーションの再構築が不要な上、サービス提供に必要なLGWAN-ASP登録申請も同社がサポート。さらに、事前にLGWAN上でのサービス提供の可否が確認できる評価用ツールも提供するなど、LGWAN上で初めてサービス提供するSaaS事業者も安心して利用できる。

 LGWAN上で新たにアプリケーションの再構築が不要なため、既存のSaaS環境とLGWAN環境という二つの環境の管理が不要となる。アプリケーションの運用と保守は既存のSaaS環境でのみ行えばよいため、効率的な運用・保守を実現し、SaaS事業者の負担を軽減する。

 税別価格は最小構成で月額18万円から。別途、初期導入費用(個別見積もり)が必要となる。