ビッグスイッチネットワークスは、オフィスネットワーク向けSDNの新製品「Big Cloud Fabric for Campus Core」をユニアデックスを経由して提供する。同社のデータセンターネットワーク向けのSDN「Big Cloud Fabric」をベースにした製品。ネットワーク全体を1台の仮想的な巨大スイッチであるかのように一元的に運用管理できる点やライセンス形態は引き継ぎつつ、データセンター向けの機能を省略。約20%の低価格化を図った。

(左から)ビッグスイッチネットワークスの安田哲システムエンジニア、
ユニアデックスの上水公洋マーケティングマネージャー、
ビッグスイッチネットワークスの糸井恭太部長

 ビッグスイッチネットワークスの安田哲・システムエンジニアは、「これまでSDNというと大規模データセンター向けにフォーカスしていたが、オフィスや病院、大学などの一定地域内のキャンパスネットワークでもSDNによる運用管理負担の軽減を求める声があった」と話す。

 同製品は、SDNコントローラーが各イーサネットスイッチ内の「Switch Light OS」を制御することでネットワーク環境と配下の複数のネットワーク機器を管理する。これによりダウンタイムが少なく、人的ミスを削減できるという。

 ユニアデックスはこれまでもビッグスイッチネットワークスの国内代理店として製品を提供してきた。核となるBig Cloud Fabricについてユニアデックスの上水公洋・ビジネス企画推進本部ビジネスソリューション企画部コミュニケーションプラットフォーム企画室マーケティングマネージャーは「質の高いネットワークを手間をかけずに提供でき、運用できる。トラブルが発生してもて手間をかけずに修復したり、対応したりできる。安心してお客様に提供できる」と説明する。

 Big Cloud Fabric for Campus Coreは本社に先駆けてまず日本市場で提供し、初年度に十数社の導入を目指す。

 ビッグスイッチネットワークスの糸井恭太・チャネルアカウント部長は「日本以外のリージョンでも注目が集まっている」ことから、順次グローバルで提供していく予定だと語った。(山下彰子)