アイキューブドシステムズ(佐々木勉社長)は1月25日、同社が展開する企業向けモバイル管理プラットフォーム「CLOMO」のユーザー向けセミナーを開催した。CLOMOは、端末自体を管理する「MDM」やアプリケーションを管理する「MAM」などの機能を総合したEMM(エンタープライズモビリティーマネジメント)サービス。同社によれば、EMM市場で8年連続でシェア1位を獲得しているという。

多くのユーザーがEMM市場の最新情報に聞き入った

 開催のあいさつで登壇した同社の林正寿取締役は「この1年で当社が管理する端末の台数は20%近く増加している」とEMM市場の活性化を強調。その要因として三つの理由を挙げる。一つは、テレワークなどの普及により、モバイル端末の活用自体が広がっていること。二つめが、従来は従業員の業務効率化を目的としていたモバイル端末が、エンドユーザー向けサービスにも活用されるなど、適用範囲が拡大していること。三つめは、モバイル管理の高度化が進みニーズが広がっていることだという。

 そうした中、「当社は比較的早い段階からモバイル端末管理という分野に取り組んできたため、競合は追随することができていない。特にAndroidに関しては『Android Enterprise Recommended』を取得するなど、当社は運用・管理においてかなりのノウハウを持っている」と林取締役は呼びかけた。

 また、営業本部の中光章氏は、今後のEMM市場のトレンドについて「モバイル通信が超高速の常時接続時代に突入する。社内と同等の通信速度を社外でも出せるようになり、SIMが搭載されていれば遠隔から端末を管理できるようになる。SIM付きのPCが主流になるだろう」と解説。その上で「CLOMOの新機能として2019年にOSバージョンアップのパッチ更新管理やHD暗号化といった機能を追加する予定だ」と語り、今後のアップデート情報をユーザーと共有した。(銭 君毅)