アズジェント(杉本隆洋社長)は、無害化ソリューション「Votiro Disarmer」をVer.8.2にバージョンアップし、2月28日に発売した。

 Votiro Disarmerは、ファイルがマルウェアを含む可能性を重要視し、外部から入ってくるあらゆるファイルを無害化するソリューションで、Office、一太郎、PDF、CADなどさまざまなファイル形式に対応。特に国内で多くの組織に幅広く導入されている一太郎では、開発元のジャストシステムの協力により、いち早く無害化に対応した。これにより、地方自治体では、46都道府県内の県または県下の市区町村に導入されている。

 今回のバージョンアップでは、既存ユーザーからの「簡単に無害化ルールを設定したい」「無害化の状況を可視化したい」といった要望を反映し、管理機能を強化した。具体的には、従来は無害化ポリシーをXML形式で記載する必要があったが、管理画面をGUI化することで、ファイルタイプによるアクション(無害化する、無害化しない、ブロックするなど)を簡単に設定することができるようになった。また、特定のメールアドレスから添付ファイルを受信した際には無害化を行わないといった例外処理も行うことができるため、より実用に即した運用が可能となる。

 ポータル画面で、無害化処理したファイル数、ファイルタイプ、無害化処理時間の平均時間といった統計状況を表示することで、組織内の無害化状況を簡単に把握できるようになった。また、無害化したファイルのオリジナルファイル(アーカイブされた無害化前ファイル)を最新のウイルス定義ファイルで定期的に再スキャンし、マルウェアが検知された場合、管理画面に表示する。これにより、管理者はVotiro Disarmerが防いだゼロデイ攻撃を把握することができる。

 税別価格は、Votiro Disarmer Email Connector(E-mail連携)が627万円から、Votiro Disarmer File Connector(ファイルサーバー連携)が322万円から、Votiro Disarmer Web Service(Web API連携)が322万円から。全て初年度保守込みとなる。同社では、従来のメインユーザーであった地方自治体や官公庁に加え、金融機関や教育機関、重要インフラもターゲットに積極的に販売活動を強化し、今年度で200社の販売を目標としている。