同社が提供するのは、監視カメラなどの映像を管理するクラウド型ソリューション「Eagle Eye Security Camera VMS」。これまで映像データをローカルで保存する場合、ある程度の記憶領域が必要だったが、これをクラウドに集約することで、どこからでもアクセスができるようになり、コストも削減できる。また、セキュリティーに関しては、ブリッジに暗号化機能や、IPなし通信機能を搭載するほか、さまざまなレイヤーで対策を講じる。
調査会社のIHS Markitによれば、グローバルのVSaaS(Video Surveillance as a Service)市場は伸びており、その規模は2020年には1.8億ドルに到達するとみている。同社の製品は日本で堅調な売り上げを続けており、近年のクラウド化の波を追い風に、さらに勢いをつけたい考えだ。