映像監視ソリューションを展開するイーグルアイネットワークス(ディーン・ドレイコ社長)は2月12日、日本法人のオフィスを広げ人員を拡充することで、拡販に弾みをつける考えを示した。

Eagle Eye Security Camera VMSのブリッジ

 同社が提供するのは、監視カメラなどの映像を管理するクラウド型ソリューション「Eagle Eye Security Camera VMS」。これまで映像データをローカルで保存する場合、ある程度の記憶領域が必要だったが、これをクラウドに集約することで、どこからでもアクセスができるようになり、コストも削減できる。また、セキュリティーに関しては、ブリッジに暗号化機能や、IPなし通信機能を搭載するほか、さまざまなレイヤーで対策を講じる。
 
ディーン・ドレイコ社長

 セキュリティーアプライアンスを提供するバラクーダネットワークスの創業メンバーでもあるドレイコ社長は、「長らくファイアウォールなどの開発に携わっており、しっかりとしたセキュリティーのバックボーンを確立してきた。この製品についても最高クラスのセキュリティーを搭載している」と自信を見せる。

 調査会社のIHS Markitによれば、グローバルのVSaaS(Video Surveillance as a Service)市場は伸びており、その規模は2020年には1.8億ドルに到達するとみている。同社の製品は日本で堅調な売り上げを続けており、近年のクラウド化の波を追い風に、さらに勢いをつけたい考えだ。

 同製品は国内外を問わず、工場や倉庫、飲食店、学校、オフィスなどの業種業態で導入されている。これまではイグアスやアルソックが販売パートナーとして拡販を進めてきたが、今後はパートナーをさらに増やしていく。今年に入りすでに数社と契約を取り交わしており、販売態勢の拡充につなげた。

 ドレイコ社長は「リセラーによって得意分野が異なるため、アパレルや公共、鉄道など各業種に特化したリセラーを中心に増やしていきたい」と語る。それぞれの分野ごとにパートナーを作るほか、パートナー同士が連携できる環境を構築することでユーザーの幅を広げたい考えだ。(銭 君毅)