アズジェント(杉本隆洋社長)は6月10日、クラウドサービスディストリビューターやMSP/MSSP向けに、Ironscales(本社・イスラエル)の標的型フィッシングメール対策自動化ソリューション「IRONSCALES」と連携するためのAPI「IRONSCAES MSSP API」の販売を提供すると発表した。

 IRONSCALESは、ビジネス詐欺メールやばらまき型フィッシングメールに対応したアンチフィッシングプラットフォーム。マシンラーニングを使い、個人のメールボックスのやりとりを学習し、メール内のURL、添付ファイルのスキャンを行うだけでなく、受信者個人のメール利用傾向に応じた「なりすまし」をAIで検出する。また、フィッシングメール受信者の報告、セキュリティ担当者の分析、対応までを一貫して行うことができるため、受信者、セキュリティ担当者、双方の負荷を軽減することができる。

 今回アズジェントが提供するIRONSCALES MSSP APIは、クラウドサービスディストリビューター向けAPIと、MSP/MSSP向けAPIの2つから構成されている。クラウドサービスディストリビューター向けAPI(Commercial automation API)は、マルチベンダーでクラウドサービスを提供し、セットアップまで行うクラウドサービスディストリビューター向けのAPI。このAPIを使用することにより、マーケットプレイスに簡単にIRONSCALESを追加でき、ユーザーはクリックするだけで、Office365やG SuiteにIRONSCALESのフィッシング対策機能を追加することができる。

 MSSP向けAPI(Technical automation API)は、IRONSCALESを利用してフィッシングメール対策サービスを行うMSP/MSSP向けのAPI。このAPIを使用することで、ユーザー企業にフィッシングメールのさまざまな情報(受信したフィッシングメール数、報告したフィッシングメール数、未解決のインシデント数など)をダッシュボードで提供することができる。これにより企業の担当者は、自社の状況を把握することが可能となる。

 なお、IRONSCALES MSSP APIは、IRONSCALESの販売を行うクラウドサービスディストリビューター、IRONSCALESを使用してサービスを行うMSP/MSSP向けに無償で提供する。