アズジェント(杉本隆洋社長)は6月6日、同社が販売するKaramba Security(Karamba、本社・イスラエル)のオートノマスセキュリティソリューションがIoT、スマートデバイス分野向けに製品ラインアップを一新し、IoT、スマートデバイス分野向けに2つの新製品が加わったと発表した。

 Karambaは、ゼロフォルスポジティブでECUへの改ざんの試みを検知し、ECUの正規な振る舞い以外の動作を防止することで最先端のセキュリティ機能を提供する「Carwall」をはじめ、CAN認証を行う「SafeCAN」、脅威情報を提供する「ThreatHive」などさまざまなソリューションを提供してきた。すでに自動車業界では、32社以上の自動車メーカーやTier-1が採用、またPoCを通して検討を行っている。

 現在は、ほかの市場でもKarambaの技術が注目されており、ヘルスケア、エンタープライズエッジデバイス、インダストリー4.0コントローラなどのコネクテッドシステムのメーカーが、自社のコネクテッドデバイスのセキュリティ強化を目的としてKarambaのランタイムインテグリティソフトウェアの採用を検討している。こうした背景から、Karambaでは5月14日(日本では5月21日)に、IoT、スマートデバイス分野への対応強化を発表した。

 今回、Karambaのオートノマスセキュリティソリューションはブランド名を一新し、「XGuard Suite」として、新分野への販売活動を展開する。また、同時に、Carwallの特徴的な機能をIoT用OSに対応した別製品として、CFI機能(関数呼び出しの飛び先とリターンアドレスを検証するコードをプログラムに挿入する技術)の「XGuard CFI」とアプリケーションホワイトリスト機能の「XGuard Whitelisting」の2製品をリリースする。特に、XGuard CFIは、ほかのほとんどのCFI製品が関数呼び出しの整合性のみチェックしているなか、関数呼び出しだけでなく関数の復帰(リターンアドレス)の整合性もチェックする。これにより、メルトダウンなどのCPUの脆弱性にも有効なソリューションとなっている。