コアマイクロシステムズ(高橋晶三社長)は6月19日、ドイツ発祥の米国企業Quobyteとの間で5月10日に国内初となるパートナー契約を取り交わし、リニアに性能/容量をスケールアウトすることが可能なNASストレージ製品を販売すると発表した。Quobyteはパラレルファイルシステムを実装したスケールアウト型NASシステムSDS OSで知られる。

 Quobyteが提供するストレージ基盤は、従来型のオールフラッシュ、NAS、オブジェクトストレージ、SANストレージなどの各種ストレージが個別に持っていた役割を一つのプラットフォームにまとめてサービスするもの。標準的なLinuxサーバーを複数用意するだけで、障害に強く高い性能と豊富なストレージ関連サービスを提供するプラットフォームを容易に提供することができる。使われるサーバーは異機種混在が可能であり、増設時には最新のモデルを追加することも可能となっている。
 


 サーバーにLinuxがインストールされていれば15分程度で簡単に動作させることができる容易なインストールにより、100ノードに達するような規模の構成も少人数で短時間で稼働させることができる。Quobyteサーバーとクライアントとの通信は高速に行われ、多数のクライアントからそれぞれ異なるファイルシステムによるアクセスが発生しても、ボトルネックを感じることなくスムーズに行うことが可能。また、耐障害性が強く、Quobyteのサーバーノードが障害により複数台ダウンしても、システム全体の性能を維持したままサービスを継続し、障害機器の修復作業を行うことができる。
 
 

 コアマイクロシステムズでは、NVMeをベースにしたアプライアンスを積極的に展開し優れた性能をもつ製品で、AI/ビッグデータ/HPC、M&E、データセンターでのニーズに幅広く応えることを目指す。