リコージャパン(坂主智弘社長)は、中小企業の生産性向上とデジタルトランスフォーメーション推進を支援するため、クラウドプラットフォーム「EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES(EDW)プラットフォーム」を6月18日にリリースした。

 同社は今年4月、成長事業と位置付けるICT事業にプリンタ事業を組み入れ、機器、アプリケーション、サポートなどを組み合わせたソリューションを提供してきた。2017年10月にはオンプレミス型の「スクラムパッケージ」をリリースし、今年1月にはクラウドソリューションとして「RICOH Intelligent WorkCore」の提供を始めている。今回のEDWプラットフォームは、Intelligent WorkCoreをベースにしたもの。
 
坂主智弘
社長

 スクラムパッケージでは、業種、業務に合わせて製品、サービス、サポートなども組み合わせたパックを複数用意しているのに対し、EDWプラットフォームは、機器やサービスなどのコンポーネントを販売パートナーが自由に組み合わせる点が特徴だ。開始時点では、100以上のコンポーネントを用意。ハードウェアベンダー、アプリケーションベンダーなどのパートナー向けにEDWプラットフォームと連携するためのAPIやSDKを公開することで、今後はパートナーのハードウェアやアプリケーションをコンポーネントとして追加していく。EDWプラットフォームを利用することで、販売パートナーは顧客の要件にあったソリューションを短時間で開発することができる。

 このほか、「EMPOWERING DIGITAL WORKPLACESパートナー会」を同日発足し、「EMPOWERING DIGITAL WORKPLACESパートナープログラム」もスタートした。パートナー会は無料で入会でき、コンポーネントや開発キットを活用してプログラミングなどの高度な技術なしに連携アプリケーションを開発できる。パートナープログラムは、ヘルプデスクやイベント支援、マーケティング支援などを年会費10万円で受けることができる。(山下彰子)