VAIO(吉田秀俊社長)は7月9日、設立5年を記念した新製品発表会とパートナーなどを招いたレセプションパーティーを開催した。

VAIOの吉田社長

 冒頭、吉田社長は18年度(18年6月~19年5月)の業績について説明した。法人向けPCの販売台数比率が72%となり、法人向けビジネスに軸足を置いていることを強調した。

 また、18年度の振り返りとして、法人向け事業が順調に進んでいること、新製品を年4回リリースすることで値崩れを防ぎ単価アップを図れたこと、展開する海外地域を18カ国まで拡大でき、それによりライセンス収入が拡大したこと、さらには生産改善と調達コストダウンにより原価改善を行えたことを上げ、粗利が大きく改善。これにより18年度は増収増益になる見込みだと説明した。
 

 吉田社長は「この5年間はブランド力を維持できるよう、製品をきちんと出すなどして取り組んできた。結果としてお客様がついてきてくれた」と感想を述べた。

 さらに経営が安定してきたことを受け、記者から上場の計画について問われた吉田社長は、「(上場の前に)考えることが山ほどある。まずはVAIOの存在感をきちんと出して、社員が生き生きと働ける会社となるよう努力していく」と、現時点では上場の計画がないことを明らかにした。