SCSK(谷原徹社長執行役員)は9月2日、DevOpsや事業継続を強化するための手段として、同社が提供するクラウドサービス「USiZEシェアードモデル」の基盤にアクティフィオジャパン(アクティフィオ、勝俣正起社長)のデータ仮想化ソリューションを採用したと発表した。


 SCSKは、関東・関西圏のデータセンターでUSiZEシェアードモデルを展開しているが、今回、グローバル企業として3600社を超える導入実績をもつアクティフィオの物理アプライアンス「Actifio CDS」を採用した。具体的には、オンプレミス上のサーバーに仮想アプライアンス「Actifio Sky」を導入し、USiZEシェアードモデル上のActifio CDSと連携することで、USiZEシェアードモデルへのバックアップやDRサイトを構築することができる。また、USiZEシェアードモデルへのマイグレーションも可能となる。

 さらに、パブリッククラウド上のサーバーにActifio Skyを導入し、USiZEシェアードモデル上のActifio CDSと連携することで、本番システムのデータをパブリッククラウド上でリストアするといったマルチクラウド間でのデータ連携を実現する。データは、Actifioアプライアンス間で重複除外しながら転送されるため、ネットワーク帯域を節約することができる。

 災害時は、バックアップした仮想マシン単位のイメージをDRサイトへ転送し、リカバリーのプロセスを自動化できる。顧客単位、仮想マシン単位での即時DR発動と、DRサイトからの切り戻しを実現する。

 今後のサービス展開としては、集約したデータの利活用により、短期間で品質の高いITサービスの開発と市場への投入を支援する。本番データの最新イメージを元に、データのマスキングを自動化する。新しいアプリケーションを開発する際に必要となるテストデータの作成や準備にかかる時間や手間を大幅に削減することで、開発・テストサイクルの短縮と安全な作業を実現する。

 各種データベースに対応した仮想コピーマウントからデータベースリカバリー処理、起動までをワンクリックで実行できる自動化機能を実装した。これにより、アプリケーションの開発者はデータベース管理者の手を煩わせることなく、任意のタイミングでデータベースの利用が可能となる。また、契約した顧客に対し、クラウドサービスを快適に利用できるカスタマーポータルを提供する。