バッファロー(牧寛之社長)は、国内開発のRAID 6対応ハードウェアRAIDと10GbE対応LAN端子を搭載したWindows Server IoT 2019 for Storage搭載法人向けNASのデスクトップタイプを11月中旬から順次発売する。
WSH5420DNS9シリーズ/WSH5420DNW9シリーズ
最新の組み込みシステム向けOS「Windows Server IoT 2019 for Storage」を搭載し、Active Directoryサーバーに登録されているアカウント情報を利用したファイル・フォルダーのアクセス制限に対応。大規模なユーザー・グループのアクセス管理を容易にするActive Directoryの完全連携や、管理者が設定したスケジュールに基づいて共有フォルダーのスナップショットを作成し、ユーザーが誤って共有フォルダーのファイルを変更してしまった場合などに、履歴をさかのぼって変更したファイルを以前の状態に復元できる「シャドウコピー」、Active Directory環境下で遠隔地の本商品にネットワーク経由で自動同期する「DFSレプリケーション」機能、マイクロソフトが提供するクラウドストレージサービス「Microsoft Azure」との連携機能を搭載する。
また、Windows Server OS搭載サーバーへのアクセスには、ユーザーまたはデバイスごとに有料のCAL(クライアントアクセスライセンス)が必要だが、本商品が搭載する「Windows Server IoT 2019 for Storage」では、クライアント数に応じたCALを別途用意する必要がなく、ファイルサーバーとして導入・運用コストを削減できる。
国内で開発したハードウェアRAIDを搭載し、Windows Server IoT 2019 for Storage標準のソフトウェアRAID機能では未対応のRAID 6に対応。専用のコントローラーでRAID処理を行うためCPUへの負荷が小さく、ソフトウェアを複数同時に使用した場合でもソフトウェアRAIDに比べて高速で安定した処理を行う。
ラインアップは、Windows Server IoT 2019 for Storage Standard搭載の「WSH5420DNS9シリーズ」と、Windows Server IoT 2019 for Storage Workgroup搭載の「WSH5420DNW9シリーズ」の2シリーズ。容量はそれぞれ4TB、8TB、12TB、16TB、24TBモデルを用意する。
バッファロー(牧寛之社長)は、国内開発のRAID 6対応ハードウェアRAIDと10GbE対応LAN端子を搭載したWindows Server IoT 2019 for Storage搭載法人向けNASのデスクトップタイプを11月中旬から順次発売する。