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ファーウェイ、LTEモバイルネットワークインフラ市場のリーダーに、ガートナーレポート

2019/12/23 14:48

 華為技術(ファーウェイ)はこのほど、ガートナーのレポート「2019年版LTEネットワーク施設向けマジック・クアドラント」で、LTEモバイルネットワークインフラ市場のリーダーに選ばれたと発表した。リーダーへの選出は3年連続。

2019年版LTEネットワーク施設向けマジック・クアドラント(出典:ガートナー)

 ファーウェイは「LTE+NRが、第5世代(5G)移動通信システム時代のターゲットネットワークになり、今後数年間は依然としてLTEが通信事業者の収益の源泉になると確信している」とし、「引き続きLTEの研究開発に多額の投資を実施してネットワーク効率の改善やネットワーク構造の簡素化に取り組み、LTEとNRの相乗効果を高める」としている。

 ガートナーは、LTEネットワークインフラストラクチャ―の世界市場規模が、2018年の193億米ドルから23年には115億米ドルに減少すると予測。LTEは22年までにモバイルネットワークインフラストラクチャーの最大のセグメントになり、23年には5Gが収益の点でLTEを上回ると予想している。

 レポートでは、日系企業からはNECが「ビジョナリー」(概念先行型)に選ばれ、富士通が「ニッチプレイヤー」(特定市場指向型)に選出された。
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