富士ゼロックス(玉井光一社長)は2月6日、テレワークを活用した働き方改革を支援する個室型ワークスペース「CocoDesk(ココデスク)」を2月20日から提供し、シェアオフィスサービス事業を本格開始すると発表した。

個室型ワークスペース「CocoDesk(ココデスク)」

 CocoDeskは、駅構内やオフィスビルのロビーなどビジネスパーソンの動線上に設置する個人専用のワークスペース。富士ゼロックスが東京地下鉄(東京メトロ)と協業して行った実証実験の結果に基づき、ブース内で利用可能なスペースの広さやエアコンによる温度調節などオフィス空間に必要な快適性を特徴としている。東京メトロ駅構内4駅・7カ所のサービスを皮切りに、京浜急行電鉄など大手私鉄、オフィスビル、展示場・会議場などを管理・運営する会社とのパートナーシップを順次拡大し、シェアオフィスサービス事業の本格化を進める。

 CocoDeskでは、机、椅子、電源、USBコンセント、大型モニター、エアコンのほか、無線LAN接続に対応しテレワークに必要な環境を提供する。利用者は、スマートフォンを通して最寄りのCocoDeskの場所と予約状況をウェブサイトで確認して予約、スマートフォンでブースを解錠して利用する。

 サービス利用料金は、法人契約の顧客向けの料金体系に加え、個人の顧客向け料金体系でそれぞれ提供する。税別価格は法人向けが月額基本料1500円(5ユーザー)+15分250円、個人向けが15分250円。15分単位でサービスを利用できるため、営業活動時の隙間時間などの有効活用を支援する。

 今後、富士ゼロックスでは、駅構内や一般オフィスビル、展示場・会議室など公共スペースへのCocoDeskの設置数の拡大をはじめ、モバイルツールを活用した予約システムの利便性の向上などテレワークを支援するサービスを拡充。ビジネスパーソンの生産性の向上と多様な働き方を支援する社会インフラの構築を目指す。22年度末までに1000カ所の設置を目標としている。