韓国ジランソフトのグループ会社で、日本でセキュリティ事業を展開するJSecurityは、エンドポイントセキュリティソリューション「Exosphere Endpoint Protection」シリーズの新製品2種類を1月20日に発売した。これにより、シリーズラインアップが「一通りそろった」(李瀟燕・第一事業部事業部長)として、拡販を進めていく方針だ。

 新たに発売した「Exosphere Endpoint Protection DLP」は、情報漏えい防止(DLP)機能を持つ製品。デバイス制御機能をはじめ、機密データの検出・暗号化、ウェブフィルタリング、IT資産管理、バックアップの機能を利用できる。また、同時発売の「Exosphere Endpoint Protection PRO」は、アンチウイルスやランサムウェア対策などを含む、シリーズで提供するフル機能を使うことが可能。「アンチウイルスやDLP、バックアップの各機能をエージェント一つで利用できる。ユーザーにとっても管理がしやすい」と李氏は説明する。

 Exosphere Endpoint Protectionは、米国法人のエクソスフィアが3年前に提供を開始し、「米国、韓国をはじめ、インドネシア、マレーシア、タイなどグローバルに展開し、ユーザーが増えている」(李氏)という。日本では昨年9月に発売し、中小企業をメインターゲットに製品を展開している。今回のラインアップ拡充を受けて、JSecurityでは拡販に向けた施策を強化していく方針だ。

 1月28日からは、アンチウイルス機能が利用できる「Exosphere Endpoint Protection アンチマルウェア」を、4ライセンスまで無償で提供を始めた。OSはWindows 10にのみ対応。メールでサポートにも対応する。李氏は、小規模企業やフリーランスに向けて「多くの人にまずは使ってもらいたい」と説明。利用する機能や人数の拡大に合わせて上位製品への切り替えを促していきたい考え。

 今後は、現在Windowsのみとなっている対応OSの拡張や、製品のOEM提供などを検討しているという。(前田幸慧)