ソリトンシステムズは2月19日、建設業にかかわるエンドユーザーや販売代理店を対象にしたセミナーを都内で開催した。建設業3社によるIT活用事例のほか、ソリトンシステムズが建設業界にも役立つセキュリティソリューションを紹介した。

長谷部泰幸 取締役

 同社の長谷部泰幸取締役は、「建設業界からヒントをいただいた新サービス」として、「放置Webリスク探索・診断」と「リスト型攻撃対策シミュレーション」を紹介。放置Webリスク探索・診断サービスは、システム部門が管理できていないウェブサイトを調査し、独自のスコアリング手法を用いて、セキュリティリスクを診断。顧客から調査対象のドメインを預かり、調査したレポートを提供する。リスト型攻撃対策シミュレーションでは、同社が持つ218億件の漏えいアカウント情報と、実際の攻撃ツールを使用して顧客のウェブシステムを攻撃するシミュレーションを行う。

 新たに取り組んでいるエッジAIについても説明。できるだけコストを抑えた形で顔認証を使った建設現場への入退場管理の開発を進めているという。こうしたサービスについて「全てヒントをいただいたのは(建設業の)皆さま。お困りごとがあれば相談してほしい」と呼び掛けた。
 
松本吉且 執行役員

 また、松本吉且執行役員は、「ゼロトラスト時代の認証プラットフォームとデバイス管理」をテーマに講演。マルチデバイス・クラウドを利用し、働き方改革を進める建設業界は「IT環境変化の象徴」と言い、「ゼロトラストセキュリティがぴったりはまるのでは」と話す。

 そのための製品として、昨年12月に提供を開始した「Soliton OneGate」を紹介。「Office 365」など各種クラウドサービスへのシングルサインオンとID管理を実現できる。また「SmartOn ID」や「NetAttest EPS」などの同社製品と連携することで、セキュリティの利便性の向上や管理運用を効率化できると話した。(前田幸慧)