アイビーシー(IBC、加藤裕之代表取締役)は、同社が提供するブロックチェーンを利用した新PKI技術「kusabi」と、IoTBASE(澤和寛昌代表取締役)が提供するIoTプラットフォーム「IoTBASE Cloud」をAPI連携し、専門技術や開発環境がなくてもセンサーデバイスへ高度なIoTセキュリティ対策を実装できるサービスの提供に向けて、4月14日に業務提携した。

IBCとIoTBASEが業務提携

 両社は、共同でIoTセキュリティ運用環境構築の実証実験を進めており、kusabiの実行環境として日本オラクルが提供するOracle Blockchain Platform Cloudを活用し、クラウド完結でスピーディーなIoTデバイスセキュリティサービスの提供を目指す。

 kusabiは、あらゆる「モノ=IoT」の安全な相互通信を目指した新PKI技術を提供し、IoTのシステムモデルに最適なセキュリティを実現する。kusabiが提供する新PKI技術は、ブロックチェーンがもつ論理的特性をシステムとして提供することで、機密性(Confidentiality)、完全性(Integrity)、可用性(Availability)に適応している。さらに、新PKI技術をデバイスプロビジョニング技術に利用することで、ソフトウェアだけで高度なIoTセキュリティを実現する。

 IoTBASE Cloudは、IoT技術に詳しくなくても、クラウド上で接続済みのデバイスやアプリケーションを選択し、組み合わせるだけで、簡単にIoTシステムを導入することができるサービス。さまざまなIoTセンサーから取得した情報をパネル・リスト・マップ・グラフ画面を切り替えながらわかりやすく可視化するIoTアプリケーション「IoTCanvas」をセットで提供しており、開発不要で自社の課題にあったIoTサービスを簡単・低コストで導入できる。IoT導入時に直面する複雑な導入プロセスを変革し、あらゆる企業やスマートシティ化を目指す自治体が簡単にIoTを導入できる仕組みを提供する。

 kusabiの実行環境として利用するOracle Blockchain Platform Cloudは、エンタープライズクラスの機能を備え、すでに多くの顧客の実業務で活用されている。容易に導入可能で開発も迅速に行うことができ、顧客のブロックチェーン活用を加速する。オラクルは、企業向けの包括的なブロックチェーン環境であるOracle Blockchain Platform Cloudを提供することで、顧客のビジネスプロセスを迅速化し、新たな共創エコシステムのセキュアな拡張を支援している。