アイキューブドシステムズは、7月15日に東京証券取引所マザーズに上場した。上場初日は買い気配で値が付かず、2日目に公開価格3120円の3.0倍の9430円で初値が付いた。

アイキューブドシステムズのWebサイト

 アイキューブドシステムズは、「ITをもっと身近に」をミッションに、最良のテクノロジーと最高のエンジニアリングによって創り出すサービスが企業活動に革新をもたらし、人々の生活がより豊かになるよう、挑戦し続けている。

 同社を取り巻く事業環境は、インターネットを活用した様々な機器、クラウドサービスやビッグデータ、IoT、AIなどの技術革新により登場した新たな情報通信サービスを通じて、人々の生活に幅広い変化が起きている。技術の進歩により生活の利便性が向上した一方で、高度化、複雑化するサイバー攻撃に対するセキュリティ強化の必要性はさらに高まっており、情報通信でのモバイル管理の役割は、より重要となり、世界的な広がりを見せている。

 こうした市場環境のなか、同社は10年度から提供を開始した、モバイル端末管理サービス「CLOMO MDM」とモバイル端末向けアプリサービス「CLOMO SECURED APPs」を事業の主軸として、BtoBのSaaSビジネスを提供している。

 同社が属するEMM(MDM)の市場は、スマートフォンのビジネス利用の増加により成長を遂げており、同社の取引企業数・ライセンス数も増加してきている。また、従来型携帯電話の販売終了や医療機関で多く利用されているPHSのサービス終了により、スマートデバイスの増加が見込まれ、CLOMO MDMとCLOMO SECURED APPsの契約企業数、契約ライセンス数はさらに増加することが予想される。

 20年6月期の業績は、売上高16億4100万円(前期比17.3%増)、営業利益4億500万円(同61.6%増)、経常利益3億9800万円(同61.0%増)、当期純利益3億3000万円(同49.6%増)を見込んでいる。