米Veeam Softwareは9月10日、エンタープライズ・クラウド・コンピューティングのリーダー企業である米Nutanixの「2020 Technology Alliances Go-To-Market Partner of the Year」を受賞したと発表した。NutanixはGlobal .NEXT ConferenceとPartner Xchange Digital Experienceで、Veeamの単独受賞を発表した。

 VeeamとNutanixはこの1年間、データセンターとデータ保護技術のモダナイズに取り組む顧客の支援にあたり、パートナーシップを拡大している。VeeamはNutanixとの協業により、Veeam Backup for Nutanix AHV搭載のNutanix Acropolis Hypervisor(AHV)上で動作するデータとアプリケーションの可用性を実現。その結果、20年第2四半期の製品ダウンロード数が前年比で150%増加した。

 Veeamでは、組織がオンプレミスのIT戦略をモダナイズしてNutanix AHVを導入するための最高水準の保護と復元を提供している。これには、重要なビジネスアプリケーションやデータの迅速でシンプルな復元を可能にする実績あるVeeamの技術や機能が適用されている。

 Veeam 戦略的アライアンス担当バイスプレジデントのデイヴィッド・ハーヴェイ氏は、「Nutanixとのパートナーシップは、革新的なソリューションの構築のためにアライアンス企業と協力することで、顧客とパートナーが成功を収める好例となる。パートナーシップの成功は、Nutanixと共通のゴール設定による。それはITの複雑さを軽減し、データとアプリケーションのアクセシビリティを確保することによって、企業が全社的な事業成長に集中できるようにするというもの。Nutanixとの強固なパートナーシップと実績が評価された今回の受賞を喜ばしく思う」と述べている。

 また、Veeam アジア太平洋・日本地域(APJ)アライアンス担当シニアディレクターのディーン・カニングハム氏は、「Nutanixとのパートナーシップにより、顧客に素早くクラウド・データ・マネジメントのソリューションを提供できるようになった。VeeamとNutanixは、日本をはじめとする主要市場でチャネルと販売のパートナーエコシステムを共有している。Veeam成功のカギは、こうした戦略的チャネルパートナーと緊密に連動する当社チームの強力なコラボレーションにある。今回の受賞は、両社の強固なパートナーシップ、共同出資、そしてデジタルトランスフォーメーションの加速に取り組む企業の支援をけん引するVeeamのリーダーシップが評価されたものとなる。VeeamはNutanixの戦略的なデータ保護パートナーとして、今後も尽力していく」とコメントしている。

 Nutanixは、VeeamをVeeam Backup for Nutanix AHVにとどまらない戦略的なデータ保護パートナーと位置づけ、新しい高集積のフルスタック・セカンダリストレージ・ソリューションを一から開発することを決定した。これには、ターンキーソリューションであるVeeam Backup&Replicationを用いたNutanix Mine with Veeamが含まれている。

 1月にリリースされたNutanix Mine with Veeamは、バックアップだけでなく真のクラウド・データ・マネジメントの導入を簡単に実行したいというVeeamとNutanixの顧客やパートナー向けに、幅広い価値を提供するもの。短時間で導入でき、スケールアウト、トラブルシューティングなどを含むデータバックアップの運用全体を簡略化することができる。Veeam Backup and Replicationと連携して高効率のストレージを組み合わせ、仮想、物理、プライベートクラウドのすべてのワークロードにわたる包括的なデータ保護を実現する。これにより、ビジネスの継続性と生産性の向上を支援する。