オービックビジネスコンサルタント(OBC)は、業務のデジタル化に適応するクラウド販売管理システム「商蔵奉行クラウド」の機能強化の新バージョンを10月28日に発売した。

新しい働き方に対応

 新バージョンでは、デジタル時代に対応するため、データの元となる商品管理の大幅な機能強化を実現した。1つの商品コードで、ケース・ボール・バラなどの商品形態に合わせた荷姿管理、色・サイズ・規格などの商品バリエーション管理が行え、多様な業種・業態の商品を取り扱えるようにした。販売時・仕入時・在庫管理と取引先の要望にあわせて商品管理と単価管理との組み合わせで運用が可能となる。

 例えば、卸小売業の場合は、仕入れはケースで行い販売はバラで行う荷姿別の仕入れ・売上業務に対応できる。単価も荷姿別に1つの商品コードで管理でき、伝票上で自動表示されるため、従来の単品管理を前提とした荷姿別の膨大な商品マスタや単価マスタの管理が不要となる。また、アパレル業で求められる色・サイズ・規格といった商品バリエーション別の在庫を1つの商品コードで管理し、在庫管理資料上でもリアルタイムに把握できるため、アパレル業で行われがちなExcelによる在庫管理が一切なくなる。

 受注・売上業務から、請求・入金管理など従来の販売管理業務とプロセスに対応しつつ、さらに生産性を上げるため、受注時の即時発注を行える受発注同時処理に対応した。また、メーカーなどから直接納品(直送商品)する場合の業務に対応するため、売上仕入同時処理なども標準搭載し、より高いレベルの業務の標準化を実現している。さらに、従来からの入金伝票自動作成に加えて、銀行入金データで連携させることで、取引先判定・消込・入金伝票作成までのプロセスを自動化できる。今後の外部環境により業務のデジタル化要求に対応できるように、クラウドならではのアップデートによって、時代に合わせて最先端の業務のデジタル化に対応することが可能となる。

 アフターコロナでも多様な働き方に対応するため、従業員それぞれの役割に応じて働きやすい環境を容易に構築できる。サーバー不要でユーザー単位ですぐに利用でき、分散型のテレワーク・リモートワークにより業務の生産性向上を実現する。また、受注・売り上げや在庫などの情報はクラウド上で即時共有され、従来のようなデータ共有の業務は不要となる。さらに、Excel連携やグラフ化、様々なサービスとのAPI連携などでユーザーがいつでも・どこでもデータを利用できる。セキュリティについても、マイクロソフトのテクノロジーによってネイティブに開発・運用され、通信はすべて暗号化で安全に保護している。これにより、すべての企業で世界レベルのセキュリティレベルで新しい働き方を実現できる。

 税別価格は「商蔵奉行クラウド iAシステム」が1ライセンス30万円から、初期費用は5万円から。