アイティフォーは3月24日、札幌市から同社のCARS学務支援ソリューションの一つ「就学援助システム」を受注したと発表した。システムの本番稼働は9月の予定。

 今回、札幌市が採用を決定した就学援助システムは、小学校・中学校の児童・生徒の就学援助費の申請受付、審査・認定から、費目ごとの援助費の支給、就学援助制度に関連する各種管理業務を網羅したパッケージシステム。就学援助・特別支援教育就学奨励費のそれぞれを管理でき、各計算式で認定・非認定を自動判定する。

 また、ウェブアプリケーションのためブラウザー上で簡単に操作ができるほか、住記などの他システムと連携することでシームレスなデータ連携を実現する。すでに、国内で44自治体からの導入実績がある。

 札幌市では、就学援助制度に関し、80年から支給業務をシステム化しているが、申請受付や審査・認定などの業務は書類上で手作業で実施しており、教育委員会の作業負荷が増大していた。

 就学援助システムの導入によって、これまで申請時に必要であった所得証明書などの添付書類が庁内の情報連携によって省略できることから、住民サービスの向上が期待できる。また、書面上で実施している審査・認定をシステム上で実施することができ、支給までの就学援助制度を一元管理することで教育委員会での事務作業の効率化と正確性の向上を図ることができる。さらに、システム導入に合わせ認定期間を変更することで事務作業の平準化も実現する。