米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZVC)の日本法人であるZVC Japanと三井住友海上火災保険(三井住友海上)は7月7日、包括連携協定を結んだと発表した。協定を通じて、地域産業の振興・支援、中堅・中小企業の活性化、災害発生時の減災、復興、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組み支援を行う。なお、ZVC Japanが民間企業と包括連携協定を結ぶのは今回が初だとしている。
三井住友海上火災保険の立松博・常務執行役員(左)と
ZVC Japanの佐賀文宣・カントリーゼネラルマネージャー
同日に行われた式典で、ZVC Japanの佐賀文宣・カントリーゼネラルマネージャーは「これまで複数の地方自治体と包括連携協定を結んできたが、今回、民間企業と初の協定となりうれしく思う。社会貢献と地域活性化・デジタル化に向けた活動をさらに推進していく」と語った。
続いて、三井住友海上の立松博・常務執行役員が「現代では必要不可欠なサービスとなっているZoomを展開するZVC Japanと協定を結べたことを光栄だ。同じ方向を向いて密な連携体制を作っていく」と述べた。(岩田晃久)