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Sansanの21年5月期決算、売上高は21.1%増の161.8億円 主力サービスが好調に推移
2021/07/16 10:00
週刊BCN 2021年07月26日vol.1884掲載
Sansanは7月14日、2021年5月期(20年6月~21年5月)の連結決算を発表した。売上高が161億8400万円(前年同期比21.1%増)、営業利益が7億3600万円(同2.7%減)、経常利益が3億7500万円(同13.9%減)と増収減益となった。主力商材の名刺管理サービス「Sansan」、名刺アプリ「Eight」の契約件数が順調に推移したことで売上増となった。一方で、広告宣伝費や採用強化による人件費が増加したことを減益の理由としている。
Sansan事業では、新型コロナウイルスの影響を受け新規顧客件数が鈍化した時期があったものの、営業体制を強化したことが奏功し、売上高が145億8300万円(同18.7%増)、契約件数が7744件(同14.7%増)となった。また、Eight事業の売上高は16億400万円(同48.8%増)と大きく伸長した。
Sansan、Eightに次ぐ第三の柱として注力するクラウド請求書受領サービス「Bill One」は、TVCMを中心に積極的な宣伝活動を実施したことで、契約件数は前四半期末比で73.2%増の239件と急成長を遂げている。同社では、22年5月までに1000件以上の契約件数を目指すという。
22年5月期の業績見通しは、売上高が202億3000万円~207億1600万円、営業利益が4億5000万円~8億円を見込む。今後の成長戦略として、今年7月に組織改編を実施した。サービスごとに営業や開発を行ってきた従来の体制から、全サービスの営業やマーケティングなどを担う「ビジネス統括本部」、開発を行う「技術本部」を設置。加えて、「Sansan Unit」などのプロダクトごとに組織化し、GM(ゼネラルマネージャー)を配置する。執行役員の橋本宗之・取締役CFOは、「GMに事業計画の立案や収益のモニタリングなど重要な役割を与え責任を持たせることで、各プロダクトが自立して成長できる」と説明した。
また、人材採用の強化、TVCMを中心とした宣伝活動にも引き続き力を注ぐ方針を示した。(岩田晃久)
Sansanは7月14日、2021年5月期(20年6月~21年5月)の連結決算を発表した。売上高が161億8400万円(前年同期比21.1%増)、営業利益が7億3600万円(同2.7%減)、経常利益が3億7500万円(同13.9%減)と増収減益となった。主力商材の名刺管理サービス「Sansan」、名刺アプリ「Eight」の契約件数が順調に推移したことで売上増となった。一方で、広告宣伝費や採用強化による人件費が増加したことを減益の理由としている。
Sansan事業では、新型コロナウイルスの影響を受け新規顧客件数が鈍化した時期があったものの、営業体制を強化したことが奏功し、売上高が145億8300万円(同18.7%増)、契約件数が7744件(同14.7%増)となった。また、Eight事業の売上高は16億400万円(同48.8%増)と大きく伸長した。
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