エクセルソフトは、Armが提供するArmベースシステム向けエンドツーエンドの開発環境の最新版「Arm Development Studio 2021.1」の販売を8月4日に開始した。


 Arm Development Studioは、小型のマイクロコントローラーからカスタムマルチコアプロセッサまで、ArmアーキテクチャベースのさまざまなSoC向けにC/C++の組み込みソフトウェア開発環境を提供する。Arm Keil μVision IDEとEclipse IDEに統合されたArm  C/C++コンパイラとデバッガ、パフォーマンスアナライザ、シミュレーションモデルなどを含んでいる。

 ArmプロセッサIPとともに設計されているため、Cortex-M、Cortex-R、Cortex-Aプロセッサを搭載したシステム設計とソフトウェア開発を加速し、堅牢で効率的な製品の構築に役立つ。最上位エディションであるGold Editionでは、Armの最新アーキテクチャArmv8を含む、全てのArmプロセッサをサポート。また、WindowsとLinuxホストOSをサポートしている。

 最新版では、PCIe経由でのターゲットへのデバッグとトレースをサポートする高性能なデバッグアダプタのDSTREAM-XTをサポート。これによって、トレース可能な帯域幅が大幅に増加するとともに、SoC上に専用のデバッグインターフェースを設ける必要がなくなる。

 ULINK-PlusとCMSIS-DAPv2のデバッグアダプタをサポート。また、デバッグコンフィギュレーションペインでは、デバッグポート(JTAGまたはSWD)とデバッガーによるクロック操作の速度を選択することができる。さらに、SilverとGold Editionでは、Cortex-A65、Cortex-A65AE、Neoverse-E1のFixed Virtual Platforms(FVP)と、サンプルプロジェクト、デバッグコンフィギュレーションが提供される。

 最新のコンパイラであるArm Compiler 6.16を提供。Gold Editionのライセンスでは、Cortex-A65、Cortex-A65AE、Neoverse-E1プロセッサのプロジェクトをコンパイルすることができる。

 価格は、Arm Development Studio Bronze Editionのノードロックライセンスが年額41万2500円、フローティングライセンスが年額53万6250円、Arm Development Studio Silver Editionのノードロックライセンスが年額74万2500円、フローティングライセンスが年額96万5250円、Arm Development Studio Gold Editionのノードロックライセンスが年額107万2500円、フローティングライセンスが年額139万4250円。年間ライセンスは、1年間のサポートが含まれる。