NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、高精度AIチャットボット「COTOHA Chat&FAQ」であらかじめ用意されたFAQデータベースからだけでなく取扱説明書やマニュアルなどのドキュメントから適切な箇所を自動で抽出し、文章を要約してチャットボットが回答する「自動回答抽出オプション」の提供を10月20日に開始する。

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 自動回答抽出オプションは、NTTグループのAI技術(機械読解技術)を活用し、AIが利用者(エンドユーザー)からの質問の意図を理解し、事前に登録された取扱説明書やマニュアルなどから質問の答えに相当する箇所を自動で抽出する。

 抽出した文章を「COTOHA API」のAI技術(要約API、類似度算出API)を活用して要約し、文章に含まれる単語の意味情報を用いて類似度を算出、重複する文章は省いた上で見やすい形にしてチャットウィンドウに表示する。チャットウィンドウには文章だけでなく、ドキュメントの抽出箇所の画像(サムネイル)も表示するため、分かりやすい回答を行うことができる。

 これにより、COTOHA Chat&FAQが対応できる回答の幅が広がり、回答率の向上と顧客の満足度向上につながる。

 また、取扱説明書やマニュアルなどには記載されているがFAQデータベースに更新されていない最新情報についても今回のオプションで回答が可能となる。このため、運用開始時のFAQデータの作成や運用開始後の更新にかかる稼働を大幅に削減することができる。

 同社では今後、取扱説明書やマニュアルなどのドキュメントからAIが抽出し回答した内容を、AIチャットボットのFAQデータベースに反映し、FAQデータが自動的に作成される機能を提供する予定。

 価格は、初期費用が66万円。ドキュメントデータファイル変更1件ごと11万円が別途必要となる。月額費用は8万5800円から。なお、同オプションの初期費用、月額費用を無料にするキャンペーンを22年3月31日まで実施する。