米SAS Instituteは、同社の主力製品である「SAS Viya」のオープンソースユーザーへのサポートを拡大する。

 SAS Viyaは、拡張性の高いモダンアーキテクチャー上で実行する人工知能(AI)、アナリティクスおよびデータ管理プラットフォーム。継続的なデリバリーとアップデートのために設計されたクラウドネイティブなソフトウェアで、誰でもどこでもアナリティクスの能力を実行できる。SAS Viyaは、意思決定の技法とAIやアナリティクスの科学を統合しており、組織の意思決定の質とスピードの向上を支援する。

 今回のサポート拡大によって、SAS ViyaはユーザーがAPIファーストの戦略を構築したいときや、機械学習でデータ準備のルーティン化を進めたいとき、また相互運用性を改善したいときなど、いずれの場合もオープンソースの統合や実用性を一変させるゲームチェンジャーとなる。

 今年のHackinSASに参加したハッカソンチーム、Hackanadianのメンバーは、SASとオープンソースのJupyter Hubを組み合わせた手法を用いて、交差点で緊急車両を優先させるための音声ベースの交差点信号管理アプリケーションを開発した。このAIアプリケーションは、最適化計画、IoTセンサー、機械学習、ディープラーニングを用いて、サイレンの音を検知し、緊急車両がより安全に通行できるよう、信号を操作する。

 オープンソースは、実証済みで有効なソフトウェア開発の選択肢だが、オープンソースを用いて課題を解決しビジネス価値を創出するためには、構造化された統合的なフレームワークでオーケストレーションをサポートする必要がある。多くの組織は、SAS Viyaのような堅牢なデータサイエンスと機械学習プラットフォームを利用してこれらの問題を取り除き、開発者が好みのソフトウェア、ツール、ライブラリーで好みの言語を使用するなど、エクスペリエンスをパーソナライズできるようにしている。