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アイリスがソフトバンクロボティクスに100億円を出資、サービスロボの拡充など協業を深化

2022/02/07 11:00

 アイリスオーヤマ(アイリス)は2月2日、資本業務提携発表でソフトバンクロボティクスグループに100億円を出資し、サービスロボットの共同開発に力を注ぐ方針を示した。2030年には日本の労働需要7000万人に対し労働供給が644万人不足するとの観測をもとに、飲食業などで深刻化する人手不足の解消を喫緊の課題として取り組む。配膳・運搬ロボット「Keenbot(キーンボット)アイリスエディション」も投入し、非接触対策サービスの拡充に活路を見出す。
 
ソフトバンクロボティクスの冨澤文秀社長兼CEO(左)と
アイリスオーヤマの大山晃弘社長

 両社は21年2月にアイリスロボティクスを設立し、初年度の売上高50億円、25年に累計1000億円を掲げて協業してきた。今回、この時期に100億円を出資した経緯についてアイリスの大山晃弘社長は「販売が好調で、新たにキーンボットなどを加えるが、新機種も必要になってくる。共同開発などの流れを強めたい」と語った。ソフトバンクロボティクスの冨澤文秀社長兼CEOは、アイリスとの協業が今後深まり、軸足をB2Bへ置いていくことも見据えつつ「チャンスがあればB2Cも含め、いろいろ挑戦していきたい」と述べた。

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外部リンク

アイリスオーヤマ=https://www.irisohyama.co.jp/

ソフトバンクロボティクス=https://www.softbankrobotics.com/jp/