神奈川県は「さがみロボット産業特区」の取り組みの一環として、生活支援ロボットの実証実験の企画を全国から募集し、採択した企画を支援する「公募型『ロボット実証実験支援事業』」を進めている。今回、ソフトバンクロボティクスがこのロボット実証実験支援事業に選定され、パーソルチャレンジとともに11月1日からAI清掃ロボット「Whiz」を活用した実証実験を開始した。

AI清掃ロボット「Whiz」

 Whizは、主にカーペットなどの床の清掃を目的とする、自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのAI清掃ロボットで、自動運転清掃・洗浄機向けサービス「AI清掃PRO」に対応する。最初にWhizを手押しして清掃エリアの地図データを作成し、記憶させる。一度清掃ルートを作成・記憶すれば、後はスタートボタンを押すだけで記憶した地図データを基に清掃ルートを自律走行するので、清掃時の品質を一定に保つことができる。また、清掃ルート上に人や障害物が出現しても、Whizに搭載した複数のセンサーが検知し、回避しながら走行する。

 今回の実証実験は11月1日から12月27日まで、パーソルチャレンジの横浜オフィスで実施する。パーソルチャレンジで働く障がい者のスタッフ7人にWhizを使ってもらい、適切に使用できるか、また使い勝手などを検証。障がい者でもWhizを活用することで人手不足などの清掃業界が抱える課題解決を目指す。