大興電子通信は、ファイル転送型EDIサービス「EDINEXT/DC-PRO」シリーズの最新版として「Ver.5.2.1」の提供を3月17日に開始した。

EDINEXT/DC-PRO

 24年1月にサービス終了を予定しているISDNサービスは、当初20年に終了する予定だったが、光回線などの代替サービスへの切り替えが進まず、24年に後ろ倒しになった。企業間の受発注で使用されているEDI(Electronic Data Interchange「電子データ交換」)の通信手段の一つであるISDNサービスは、いまだに多く使用されており「2024年問題」といわれるほど大きな問題になっている。

 EDI分野での対応の遅れは、企業の業務停止につながる重要な問題だが、業界ごとに通信方式(手順)が異なるうえに、取引先とタイミングを合わせる必要があるなど、自社の都合だけで進めることができない状況となっている。

 ISDNサービスでの従来型のEDIは、全銀手順・全銀TCP/IP手順などで運用しているが、光回線に切り替えた場合、インターネットEDIでの手順に切り替える必要がある。EDINEXT/DC-PROでは、従来から取引先の複数の通信手順に対応してきたが、今回のバージョンアップでインターネットEDI(ebMS3.0、TCP/IP広域IP網)にも対応した。

 また、多種多様な取引フォーマット(CIIフォーマットなど)を、定義ビューを利用して企業フォーマット(ローカルフォーマット)へ変換できるトランスレート機能を搭載。さらに、自動スケジュール機能では、業務の設定、業務フロー設定や実行状況の監視などが行える。

 価格は、システム範囲により個別見積もり。サポート契約中の顧客には優待価格で提供する予定。