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OKI 工場発の共創イノベーション起こす ITソリューションの手法を製造現場に応用

2022/06/30 16:00

週刊BCN 2022年07月04日vol.1929掲載

 OKIは7月に稼働する本庄工場(埼玉県本庄市)新棟を中核として、工場発の共創イノベーションや顧客接点を強化し、顧客の課題に踏み込んで解決する能力の強化に乗り出す。ITソリューションの開発手法を工場のものづくりに応用するもので、メーカーであるOKIならではの課題解決につなげる。坪井正志・専務執行役員デジタル責任者は、「これまで門外不出だった工場のノウハウを活用して新しい価値を創り出す」と話す。
 
坪井正志 専務

 例えば、プロジェクションマッピングの技術を用いて、製品ごとの組立手順を画像や映像で示すことで生産効率を高める仕組みを横展開したり、近年活用が進んでいる警備や清掃などを行うサービスロボットを制御する領域で、建設現場や施設管理のユーザー企業と共創しながら、最適な制御方法を導き出す(写真参照)。
 
作業台に作業手順を投影するプロジェクションマッピング
 
複数のサービスロボットを制御する装置の試作品

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外部リンク

沖電気工業(OKI)=https://www.oki.com/jp/printing/products/corefido/a3mono/index.html